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転職先の候補を見つけたい方は、是非ご相談だけでもしていただけると幸甚です。

 

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コラム

【情報を詰め込むだけでは効果は上がらない]
エンジニアは、プログラム上のバグを見つけた場合、原因を分析し、影響範囲を特定した上で修正を行います。ただ、その際、バグの原因は、不適切な設計やコーディング不良等、検証すべき範囲がある程度限定されています。また、プログラムについては、誤りを正せば正常に動くようになります。
しかし、ビジネスリーダーが取り組むべき課題は、そのように単純化できるものではなく、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。そのため、目先の事象にとらわれて行動すると徒労に終わり、また類似の課題が発生し、対策を検討する……という悪循環に陥ってしまいます。
エンジニアは、技術や製品・サービスについて説明を求められることが多いですが、その際に自身の気づきや技術ノウハウを伝えようとするあまりに、情報が過度に多くなったり、焦点がぼやけてしまったり、といったことが起こりがちです。周りから話が長い、と指摘を受ける方は要注意です。もちろん不確かな情報を伝えることはNGですが、説明したことを相手が理解できず、具体的な行動や改善に移してもらえなければ、どれだけ時間を費やして調査し、資料を準備したところで意味はありません。
また、資料だけでなく、伝え方という点においても気をつける必要があります。
ただ項目を羅列しているだけの報告書や、資料を読んでいるだけの説明では、一般的に記憶に残りづらく、相手に訴えかけることはできません。エンジニアとしては、設計書等の資料については事細かに事実を記載する必要がありますし、情報の漏れがあってはいけません。しかし、報告や提案等の場でそのようなアプローチをとってしまっては、話し手も聞き手も無駄な時間を費やすことになってしまいます。説明を受ける相手を意識して、わかりやすいジェスチャーとともに、シンプルかつ十分な説明を行う必要があります。

【答え探しのその前に】
前節でも述べましたが、何か課題がある際、多くの人は、その問いだけを見てすぐに答え探しに奔走します。しかし、そのようなアプローチのもとに出した答えは誤っており、有効でないケースがとても多いのです。実際、エンジニアにこのようなタイプが多いのも事実です。