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コラム

【ビジネスリーダーに求められる会話例】 Leader:
マネジメント「以前より検討してもらっているシステムの共通化についてだが、子会社のシステムも対象に加え、要望があったので、対応をお願いできるかな?」
ビジネスリーダー「今回の取り組みの重要性もより重要ですね。ぜひ共通化を推進していきましょう(前向きな回答）まずはフィットギャップ分析を行い、対応可能なものと、現時は対応に課題があるものを識別していこうと思います。場合に、よっては、対応課題についても共通要件があれば、ラインアップ等を検討する方向はいかがでしょうか(進め方を含めた提示）」
マネジメント「それで行こう。来週の役員会議で方針として発言できるだろうか。想定課題と対処に必要な工数、実現した場合のインパクト等を試算する必要があるので、急ぎ調べてもらえるかな。」
ビジネスリーダー「了解しました。概算ベースで試算する上では、今いただいている情報で十分ですので、ドラフト版を明日までに作成します」
(次回打ち合わせ)
ビジネスリーター「ドラフトの結果、共通化の適用範囲としては 1,000 システム中の8割が該当し、2割の200システムが通用に範囲外となります。ただ、その半分以上は OS自体が不適合であるため、標準ラインアップに対応OSを追加することで、適用範囲を9割近くまで広げていくことができる見込みです。なお運用要件については今回の標準仕様を提示した上で担当に対応可否をヒアリングさせていただく必要があるとしております。また、本施策におけるインパクトは年間数ラインアップ追加やアプリケーション要件、運用要件を調査しのフィットギャップ調査に、2名体制で3カ月工数分の追加コストが必要となります(実現に向けたブラン提案)」
マネジメント「短期間にまとめ上げてくれてありがとう。のちほど詳細をメールしておいて」
ビジネスリーター「了解しました。役員会議までに必要な検討は、他にありますか(推進のためのひと押し)」
マネジメント「役員のA さんは、X プロジェクトと本プロジェクトとの位置付けを気にしている。実行計画提示も必要となってくるので、スケジュールと体制案も検討しておいてもらえるかな」
ビジネスリーター「了解しました。Aグループのマイグレーションをパイロットで実施するので、その期間に OS対応に関する検討や、計画精緻化のための要件ヒアリングを実施していく段取りで考えています。ですので、来年12月からマイグレーションを実施していくスケジュール感かと思います。週明けに役員会議のフィードパックとともに、具体的なスケジュールの相談をさせてください」